「世界で最も美しい美術館」
- タカヒロ 伊藤
- 11月16日
- 読了時間: 2分
広島にある「下瀬美術館」を訪れました。
2024年に「世界で最も美しい美術館」に贈られるベルサイユ賞の最優秀賞を受賞している美術館ということで、よし行ってみよう!と。
広島市内からJRで大竹駅へ向かい、そこから「こいこいバス」というコミュニティバスを利用して到着。
少し不便な道のりも、冒険心がくすぐられるような気持ち。旅の一部として楽しめました。


建物そのものがひとつの作品のようで、木組みの天井と、海辺の風景を映す大きなガラス面がとても印象的でした。
敷地に並ぶカラフルなコンテナのようなスクエアは、それぞれが展示室になっています。


一箱ごとに空間が切り替わり、それぞれの作品や空間にじっくり向き合える構成。

屋上から見える穏やかな瀬戸内の海も印象的。人工物と自然が静かに溶け合っていました。

中でも記憶に残ったのは、紙で作られた家具。

軽やかで柔らかく、それでいて構造的にしっかりしていて、素材の可能性を感じました。

木とはまた違うアプローチですが、素材をどう活かすかという視点に共感する部分がありました。




空間も家具も含めて、デザインが静かに語りかけてくるような美術館。
レストランや宿泊施設もあってまた訪れたいと思える場所でした。




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