“ちょうどいい”を探す、チェアとテーブルの高さの話。
- タカヒロ 伊藤
- 7月18日
- 読了時間: 2分
ダイニングチェアを選ぶとき、ついデザインや座り心地ばかりに目がいってしまいがちですが、
実は「テーブルとの高さのバランス」も、とても大切なポイントです。
一般的には、ダイニングテーブルの天板とチェアの座面高の差が約27〜30cm前後あると、
自然な姿勢で無理なく座れるとされています。
この差が小さすぎると足元が窮屈に感じられ、
逆に広すぎるとテーブルが高く感じて肩が上がったような姿勢になりやすく、
長時間の食事や作業で疲れてしまう…ということも。

同じデザインのチェアでも、たった数センチの高さの違いで、
座ったときの体感は大きく変わります。
「なんとなくしっくりこないな」という違和感の正体が、
実はこの“高さのズレ”にあることも少なくありません。
家具の伊藤商店のショールームでは、実際にダイニングテーブルとチェアを組み合わせながら、
高さのバランスを体感していただくことができます。
また、チェアの座面高やテーブルの天板高さについても、オーダーによる微調整が可能です。
家具に合わせて体を我慢させるのではなく、暮らしや体に合った家具を選んでいただきたいと思っています。

あまり神経質になりすぎる必要はありませんが、
ほんの少しの調整で、
「これはちょうどいい」
と思える心地よさにつながることもあります。
椅子の高さに悩んだときは、ぜひお気軽にご相談ください。
その「ちょっとした違和感」を、
心地よさに変えるお手伝いができれば嬉しいです。
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